6月13日
トータルケアセンターしらかば の始動
5月末に白樺の家 自活棟の一区画を整備し、トータルケアセンターしらかば が開設されました。
トータルケアセンターしらかば(以下、TCC)は社会福祉法人 信濃の郷 白樺の家とその周辺地域における障がい児・者の支援に法人事業所全体として、包括的に取り組む目的で開設されました。
社会福祉法人 信濃の郷内の柱となる機関のご紹介
◆相談支援センター 市町村からの利用相談・依頼を受け付け、自立した日常生活及び社会生活を営むことが出来るよう、本人の選択に基づき適切な障害福祉サービスが提供されるように努めます。
◆強度行動障がいチーム 自閉症専門療育の機能を強化し、強度行動障がいなどの多様なニーズにこたえられるよう、ソフト・ハードの両面でのレベルアップを図ります。また、今後は白樺の家 別棟「きんもくせい」におけるショートステイを受け入れていきます。※
◆高齢者対策対応チーム 介護予防の取り組みも含め、自閉症・知的障がい者の高齢化に対する必要な支援を検討します。※
※…月に1度 TCCにおいてチーム会議が開かれます。
TCCでは、白樺の家利用メンバーの様子を合わせて検討し、隔週に開催される管理者会議にて検討した対応が支援スタッフへ連絡される仕組みです。
本日は、TCC内で長野県松本圏域発達障害サポート・マネージャーでもあり、産業カウンセラーでもある新保文彦さんによる、「教養としての自閉症(ASD)」研修が開かれました。ワークセンターしらかば・白樺の家スタッフ6名が参加し学びを深めました。
<研修の感想>
Tスタッフより■最新の情報を順序だてて教えていただけて良かったです。今後も楽しみにしています。
Sスタッフより■自閉症の歴史や支援のポイントを学ぶことが出来ました。短く話す、大きな声を出さず小さな声での支援をすること、そしてメンバーさんは顔・表情をよく見ているので”笑顔”で接すること”笑顔は最高の誉める形である”という箇所がとてもいいな と感じました。
研修は週ごとに、スタッフ全員が受講できるよう予定されています。
今後の研修内容も随時更新していきますのでお楽しみに!(^^)/